カルシウムとマグネシウムの比率
マグネシウムの必要摂取量(日本人成人)は240〜320mgとされています。この量はほぼカルシウム2に対して1の量です。
アメリカや北欧では、カルシウムとマグネシウムの比率が3対1、もしくは4対1と高くなっています。一方では、これらの国では虚血性(流入血液量が極度に減少した状態)心疾患による死亡率が高いことが報告されています。これには、脂肪の摂りすぎが第一に挙げられますが、ミネラルバランスの悪さも、寿命を縮めることに関係しているのです。
体内のカルシウムやマグネシウムが不足すると、ナトリウムやリンなど、他のおもなミネラルも過不足が生じることが確かめられています。
カルシウムとマグネシウムは身体の中で相互にバランスを保っていて、いずれも片方が欠乏すると全体がアンバランスになります。カルシウムが吸収されるためには、カルシウム2に対してマグネシウム1が理想的とされています。
つまり、カルシウムとマグネシウムの所要量が2対1であることが望ましいのです。2対1のバランスを保っていれば、心臓などの循環器系の働きを維持増進し、骨や歯を丈夫にしてくれます。